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愛は元気です   

アパートの家賃が下がってから、少しだけ生活が楽になった。家賃が下がった理由は、アパートの立地的条件が悪くなったとかそういうものではなく、隣に住んでいる大家のババアに私が気に入られているというただそれだけの理由である。大家は60歳を越えたババアなのだが、90年代に活躍した女性歌手の谷村有美によく似た顔立ちをしていて妙な色気を持っている。昔、谷村有美でしか抜いていなかった時期があるぐらいに谷村有美のことが好きな私も大家のことが正直好きだ。そんな大家が毎朝アパートの共同部分の掃除や、ゴミ捨て場に無造作に捨てられたゴミの分別を大変そうにしているのを見かけたので、時間がある時は大家に代わって私がするようにしていたら、アパートの更新時にそれをちゃんと見ていた大家が家賃を大幅に下げてくれたのだ。
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大家の私への愛は家賃だけでは終わらなかった。自分の過失でアパートの鍵を無くしてしまった私は、防犯の為に新しい鍵を自己負担で付け直すことを大家に報告しに行った。そうすると「アパートの為にいろいろしてくれているあなたにお金は払わせないわよ」と鍵の取付費用を大家が全額負担してくれることになった。お金を出してもらう関係で鍵の取付には大家も立ち会ったのだが、その時に鍵屋が出した何種類かの鍵の中から一番安いのを選ぼうとした私に対し「人にお金を出してもらう時に遠慮をするのはとても失礼なことなのよ。それなら出さないでくださいと最初から断りなさい。出してもらうのなら一番高いのを選びなさい。私に恥をかかせないで」とかっこいい言葉を投げかけてくれた。その瞬間だけババアが聖闘士星矢のアテナに見えた。その結果、私の家の鍵は世界でも屈指の防犯能力を持つヨーロッパの会社の鍵になってしまった。
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以上のように、大家はパトロンに近い支援を私にしてくれているので、こちらとしても「抱いて」と言われたら、いつでも抱ける心構えはしているし「家賃分腰を振りなさい」と大家にしか言えないエロリクエストをしてきたら58000回腰を振る準備はできているのだが、幸か不幸か今のところそのようなイベントは起きていない。大家は子供に先立たれたので孫も居なくて寂しいとか言っていたので、それならいっそ私を養子にしてくれないかとも思っているのだが、仮に私を養子にした場合、普通の結婚を諦めている私は、タイの孤児院の子供を養子に迎え、その子をキックボクサーにするつもりなので、せっかくできた待望の孫がタイ人という地獄を大家には味合わせたくないので養子だけにはならないようにしたいと思う。
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家賃が下がったそんな我が家に遊びに来た友人が、私のitunesの再生回数TOP25を調べるという悪趣味なことをしたら、再生回数ダントツ1位の曲が「カリフォルニア」という曲だった。いったいどんな曲だと試聴してみた友人から「曲名がカリフォルニアで、サビでもカリフォルニア~♪と歌っているような曲をこんなに聴いているお前が自殺しないか心配だ」とよく分からない心配をされたのだが、再生回数2位の曲が「WALK」なのまで見せられたら、確かに死を予感させる何かを自分に感じた。結論を言えば、私も友人も自殺しないか心配である。
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実は最近転勤をしたのだが、転勤してかなり太った。太った原因は仕事のストレスからの食べ過ぎである。そのストレスが顔に出ているのかは知らないが、最近いろいろな人に自殺を心配されるので、激痩せしてもっと心配させてやろうという悪意と、そろそろ痩せようと思っていた決意も重なり、久しぶりにダイエットを開始した。前述したストレスにより職場での休憩時間にバカ食いをしてしまう為、まずはそこを抑えることにした。とは言っても、意志が弱い私では長続きはしないだろうから、ちょっとしたゲーム感覚で食欲を抑えることにした。幸いにも、私の職場には、社員しか知らない感電スポットが何個かあるので、食欲が高まった時はそこに手を突っ込み、軽く感電をすることで食欲をかき消すことに成功した。大仁田厚の電流爆破デスマッチをあれだけ否定していた私が、大仁田と同じように電流に助けられるのだから人生とは皮肉なものである。
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プチ感電ダイエットの効果で順調に体重は落ちていったのだが、こんなに毎日感電していたら、瓶に浸した猛毒を長年突き続けることで拳に毒を宿す毒手拳の理論でいけば、そのうち私の右手には電流が宿り、その電流を自由自在にコントロールできるかもしれないという考えが頭をもたげるようになった。それからはダイエットの為ではなく電流拳の完成の為に来る日も来る日も感電し続けたのだが、仮に電流拳を会得したとしても、相手に触れないと電流を流せないし、自分が電流を流したことも簡単にバレてしまうので使い勝手が非常に悪い。そうなるとオナニー中にちょっとだけ電流を流してチンコをピリピリさせるピリピリオナニーをプライベートで楽しむか、風俗にて、風俗嬢に「ちょっとピリッとするよ?」と言ってから電流手マンを炸裂させて驚かすということぐらいしか使い道がないことに気づいて私はひどく落ち込んだ。
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落ち込んでばかりもいられないので前向きに考えることにした。どうせなら若くて活きのいいマンコに電流を流すよりも、ババアのマンコに電流を流した方が健康に良いかもしれない。腰痛治療として腰に電気を流す治療と同じようなもんだろうと私は捉えた。それならば、いつもお世話になっている前述の大家のババアのマンコに電流を流してあげよう。いきなり自分のマンコに電流を流された大家はどんな顔をするのだろうか。一回びっくりした後に、風街ろまんのジャケットの大瀧詠一のような顔をしそうな気がする。あんな顔されたら本気で惚れてしまいそうだ。そんなことを夢想しながら今日も明日も私は感電し続ける。それが私にとってのカリフォルニアなのだ。たぶん。
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by tsume_kirio | 2015-10-09 18:54 | 人生の終わり | Comments(8)